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春の恩恵

桜のシーズンも終わって、一段落した霊園です。

ひらかた動物霊園は山の自然の中にある小さな霊園ですが、春が一年の中で自然の恩恵を一番感じます。その恩恵の一つが春の山菜が身近に手に入ることです。

タラの芽やたけのこ、野イチゴなど自然の中で霊園の敷地内で採れます。たけのこは特にアクが少なくお参り来られたお客様が喜んでお持ち帰りされます。今がちょうど孟宗竹(モウソウチク)のシーズンに入って、お参りに来られたお客様が道具を使って上手にお取りされています。

またこの後、2週間くらいで野イチゴが実をならし、その後で淡竹(ハチク)という種類のたけのこが次々と生えてきます。しばらくは春の恩恵をいただくことになります。

雑草や落ち葉など掃除が大変で時には大雨、大雪と自然の試練もありますが、恩恵も大きなものがあります。今日も雨の一日ですが、そのあとに運んでくれる春の恩恵に感謝しながら仕事をしております。

今週の日曜日は月例法要がございますが、ご家族様がお参りに来られた際は是非この恩恵をお持ち帰りくださいませ。

桜が満開になりました。

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4月4日今朝の霊園の様子です。

ようやく桜が満開になりました。毎年楽しみにしているのですが、今年は花の数も多く本当に見ごろとなっております。

桜は虫がつきやすくや病気になりやすいので、その対策で剪定や肥料をまいたり、秋になると落ち葉で掃除が大変だということで、一年中世話のかかる植物です。

でも毎年この満開の桜を見るとそのような苦労が吹き飛んでしまいます。霊園にお参りにお越しのご家族様も大変喜ばれて、写真をたくさん取られています。

明日から天気が荒れ模様ということもあり、見頃はひょっとすると今日が最後かもしれません。

天から頂いた、春のプレゼントを感謝しながら、今日をという貴重な時間を過ごしたいと感じました。

一般社団法人 全国ペット霊園協会 関西北陸ブロック会議

先日2015年2月19日の午後4時より、京都駅で表題の協会のブロック会議が行われました。

この会議では協会の関西と北陸の正会員が集まって、情報交換、意見交換、勉強会が中心の活動内容になっております。いつもこの時期に行われるので、地域ごとのペット霊園の情報を直に聞くことが出来るので大変貴重な機会となってきております。

今回の会議では大きな議題が2つありました。①一つは最近のペット業界の事情です。全国ペットフード協会の出したデータではここ2~3年ではペットを飼う人は実は減少しているとのことです。これは驚くべき事実です。最近までペットブームと言われていたのに、実は最新のデータでは減少に推移しつつあるというのです。

減少の理由は2つあります。去年の動物愛護法改正でペット販売業者の規制が厳しくなったことです。皆様はペットショップに行って「この子犬なんて可愛いの!」と思われたことはきっと何度もおありでしょう。その子犬や子猫がネットのみの販売が禁止され対人説明及び販売が義務づけられました。また深夜の販売の禁止、生後56日以下(当面は45日)の子犬子猫の販売の禁止。ブリーダーの規制などにより、販売できる良質の子犬子猫などのペットの個体自体が減少したのが一つ②もう一つは高齢化社会が進むのにつれて、今ペット飼うと「先に逝ってしまったらこの子がかわいそう」という思いからペットを飼う人が躊躇しているケースが増えてきていることです。

ペットフードやペット関連グッズの業界がこれらのデータを目の当たりにして危機感を抱いています。われわれのペット霊園業界も10数年後に必ず影響をうけるとあって他人事でありません。そのために会員同士で知恵を絞って、現在半数以上の愛玩動物が亡くなったら役所に引き取られて、廃棄物での処理されている現状をなんとか改善してして業界全体の底上げをはかってペット霊園の利用率を上げていく環境づくりを急がないといけないという結論に達しました。

もう一つ大きな議題は昨今の行政のペット霊園規制です。現在全国の市町村単位で条例を制定してペット霊園を規制していく動きが加速していっております。非常に残念なことですが、ここ2~3年にペット霊園のトラブルがマスコミなどで取り上げられることが大きくなってきました。我々もこれらのことを協会として真摯に向き合いながら、行政に積極的に働きかけて、地域から信頼される業界にしていきたいと思います。実際、関東ではその動きは活発化してきており。東京都議会、横浜市議会で議題をしてあげられるようになってきました。関西ではまだ動きは遅いですが、今年の京都市の条例をきっかけに加速していくと思っております。

2時間の短い会議でしたが、内容の濃いものでした。難しい話だけではなく同業者の悩み、苦労話を聞いてお互いを励ましあえるそういった有難い時間でもあり毎年とても楽しみにしております。懇親会では会員の皆さんが笑顔で会話をしているのがとても印象的でした。

長かった冬も終わりつつあります ~スタッフブログ~

いよいよ3月に入りました。今日も雨の一日ですが、今年の冬は気候の変動でしょうか、毎日天気が変わりやす雨の多い季節でした。

当霊園でも1月1日の新年から雪が積もりびっくり致しました。
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厳しい季節ではありましたが、その中でも園内に毎年来る渡り鳥に心なごまされる時があります。毎年ジョウビタキという鳥が必ず同じ木にやってきましてチッチチッチとかわいらしい鳴き声が聞かせてくれます。姿が見えなくなると春のおとずれが間もなくです。
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3月は予報では比較的気温の高い日がつづくようです。今月の月例法要は月末にありますが、もしかしたら桜の咲いている中で行えるかもわかりません。
当霊園は市街地より離れた場所にありますが、その分自然の恩恵を感じさせる場所にあります。気候が穏やかになりましたら是非お参りにお越しくださいませ。

もしもの時にあわてない為に~ペット霊園コラム~

かわいいペットにもしものことが起こった時、あなたならどうされますか?最近、大量のペットの死骸が遺棄されているのがニュースになりましたが、だれもがあのようなかわいそうな事にはしたくないと思っています。

やはり信頼できる業者に任せるのが、一番いいと思います。それでも実際の問題として、信頼出来る業者の選別は初めて経験される悲しみの中ではなかなか難しい作業となります。

これに関しては業界としても大きな問題となっており、独自に安心マークや優良ペット霊園のマーク等を発行して、利用者の信頼を得ようとしている業者や団体もあります。

現在、日本は空前のペットブームで、多くの人が気軽にペットを飼っています。朝早く散歩にいけば、犬と同伴している人は多いですよね。しかし、そのペットが亡くなった時のことまで考えて飼っている人は、意外と少ないかも知れません。本来なら、そこまできっちり考えて、ペットを飼ってもらいたいと思いますがなかなか難しいのが現状です。

多少のご負担が増えても、ペットにもしものことが起これば、不明瞭なサービスをする業者よりも専門のペット火葬業者に任せた方がいいと感じております。

ペット火葬業者にもよりますが、良心的な料金でサービスを提供している業者は多いので、まずは電話で相談されてから料金を税込でお聞きされるのをお勧めします。もちろん、お見積もりを取るのは無料ですので、何社かにお見積もりを取れることもいいでしょう。また、料金・サービス等を比較出来るサイトも有りますので、利用してもいいかも知れませんね。ただ一つここで気を付けて頂きたいのですが、<<同じ火葬料金でも業者によってサービス、施設がかなり異なることです。>>ですので、料金も大切ですが、設備、サービス、スタッフの対応なども重要視する必要があります。可能であればペット火葬業者の所在地に行って、直接話をすることでこれらの問題は解決します。

大事なペットの面倒を最後まで見るのは、飼い主の責任とも言えます。長年生活を共にしてきたわけですから、家族も同然です。安らかに眠ってもらいたい気持ちは、だれもが願うところです。普段から、ペットを飼っているお友達やペットショップの店員、お世話になっている獣医さん等と話をしていると、もしもの時でも慌てることなく対応出来ます。

飼っているペットが亡くなった時、加入している保険が下りるケースは残念ながらあまりありません。医療保険は多いですが、死亡保険はほとんど無いのが現状です。だから最終的には、飼い主様のご負担で最後を見届けることになりますが、最後の愛情としていい形で見送ってあげたいものです。

ペット霊園 コラム ~ペット火葬業者の選び方~

ペットが亡くなった時に、ペット火葬業者を利用したいと考える人はとても大勢いらっしゃる事でしょう。

しかし、あまりそういった火葬業者の利用をした事がないという人にとっては、一体どこにすれば良いのか迷ってしまいやすいのではないでしょうか。家族同然に愛したペットですから、きちんとした業者に依頼をしてきちんと供養をしたいと思うのはごく自然な事です。

ですから、そのためには、しっかりと良いペット火葬業者を見つける必要があるといえるでしょう。今回はそのペット火葬業者選びについて道しるべを示していきたいと思います。

まず、ペット火葬業者選びにはいくつかのポイントがあります。まず、やはり一番安心なのは知人に紹介をしてもらう事です。そうすれば、その知人のお墨付きという事になりますから、不要な心配はトラブルというものは避ける事ができる可能性が高いでしょう。そういった親しい人が実際に利用をしてみた感想を聞けば、火葬業者選びの際には非常に役に立つ事間違いなしです。

近くにそういった人がいないという方は、大手で名前の知れているところを選ぶ、口コミなどで評判の良いところを選ぶ、電話などで対応がしっかりしていて丁寧である、などそういったところを見てみると良いでしょう。

また料金ですとか内容など、そういった事を明確にきちんと説明をしてくれるのか、信頼ができる業者なのかという事も大切なポイントになってきます。

ただしネットの口コミは故意に評価を上げられていたり、下げられている可能性がありますし、電話の対応だけでは分からない点も沢山ありますので、それで100%信頼するのは危険なケースがあります。

我々が最もおすすめさせて頂いている方法は、面倒かもしれませんが、実際にペット火葬業者(ペット霊園)の所在地に行って、設備を見ながらスタッフから説明を受けることです。

そうすることによって①設備が整っているか②スタッフの身なりや対応がしっかりしているか③お骨の供養がきちんとなされているか など電話の対応ではわからない点がすぐに明確にわかります。信頼のある業者であれば、事前に見学に行かれても丁寧な説明が受けられますので安心です。

これらのポイントを気をつけるようにすれば、ペット葬儀社選びは失敗をしたり後悔をしたり、そういった事が少なくなると思います。

ペット火葬業者は、やはりいきなり決めるのではなく、できればいくつかを比較してみるという事も大事です。そうする事で、より良いペット火葬業者を選ぶという事が可能になりますので、是非とも今後ペット火葬業者を選ぶ必要が出てきてしまった時には、これらの事をご参考にしてください。

11月23日 共同墓地法要について

11月23日 午後3時の月例法要についてお知らせいたします。

当日のご導師様は浄土宗 総本山知恩院 常任布教使 田中龍彦住職となっております。

日に日に季節が進む中、霊園では紅葉がきれいな季節となってまいりました。周りの景色を見渡すと、山にはアケビがなっており、どんぐりが沢山転がっております。移りゆく季節を感じられない風景となっております。お時間がございましたら是非ご参列くださいませ。

ペット霊園コラム 民間業者にペットの火葬を頼む理由とは?

家庭で飼っているペットが死んでしまった時、以前ならば自治体に届けて焼却してもらうのが一般的でした。しかし最近ではペットを家族同様にとらえ、きちんとお葬式をしたいと望む方も増えてきています。

その大きな理由は、核家族、また子供の居ない世帯の増加に伴い、ペット需要が増えていることが挙げられます。子育ての済んだ世帯・単身の高齢者にとっても、精神的にペットとより深く結びついている事情があります。

自治体に焼却してもらう場合には、小型犬くらいまでの大きさならば数千円~1万円程度の費用で済みます。一方、民間の業者に火葬を執り行ってもらう場合は同様の犬種でも1万数千円~3万円以上はかかるでしょう。

それでも民間の業者にペットの火葬を依頼する方が多いのは、他のペットと一緒に焼却され、また供養施設が整ってないのは可愛そうだという心理があるでしょう。

実際、こうした自治体に依頼する場合は形式上「合同火葬」と呼ばれ、こうなると遺骨も他の種類のペットと区別できません。また自治体によっていはお別れする場所だけ設けてその後はゴミを一緒に焼却というところもあります。

当然返骨も不可能で供養施設もなくお参りもできません。行政に頼むときにはこの点を必ず確認する必要があります。

民間の業者に依頼すると、専用の火葬場に持ち込むか、ご自宅へのお迎えも可能です。この際「個別火葬」もしくは「立会い火葬」を申し込んでおけば、亡くなったペット単体での火葬となるので、返骨してもらえます。

ペット専用の骨壷に返骨してもらい、丁重に弔うスタイルがペット葬儀の主流になってきています。

専門業者による個別返骨・立会い返骨の良い所はそれだけではありません。ここ数年、愛玩用ペットの亡き骸をズサンに取り扱っている自治体や、葬儀業者を騙った悪質な団体も目立っています。

極端な例では、犬の亡き骸の大量放置といった事件もありました。埼玉県でニュースになりましたし、つい先日の栃木県での事件も、ペット葬儀を騙った業者が関わっている疑惑が大きいと言われています。

もし、せっかく火葬を依頼したペットが、人知れず無造作に放置されていたとしたら、いたたまれない気持ちになります。こうしたトラブルを絶対避ける意味でも、個別火葬や立会い火葬は有意義だと考えることができるのです。

あと火葬後のお骨の供養施設が整っているかどうか、非常に重要なポイントとなります。埋葬する場所やお参りのする場所の確認をすることがペット火葬の業者を選ぶ重要な点といえましょう。

 

 

一般社団法人 全国ペット霊園協会 総会

先日、平成26年10月21日 神奈川県新横浜にて、一般社団法人 全国ペット霊園協会の総会が執り行われ、当霊園も参加してまいりました。

この協会は全国84社(平成26年度現在)の優良ペット霊園業者からなる会員で構成され、当霊園もこの協会の正会員として所属しております。

昨今ペット火葬業者のトラブルが問題となり、新聞やマスコミに取り上げられることも多くなりました。協会も危機感をもってこれらの問題に対処し、少しでもペット霊園の社会的地位を上げられるような活動をしております。

つい最近においても栃木県の鬼怒川河川敷にて小型犬約40匹の死体が投棄されているというとても悲しい出来事がございました、ペット葬祭業者が関わったという報道もありましたが、協会もこのような許されないことが行われないような対策を考えてまいります。